「何もかも自分の思うとおりになるなどと考えないこと」リーダーになる人に知っておいてほしいこと 松下幸之助
家庭での私に思い当たる節があります。
最近子供をしかり飛ばしてしまうことがよくあります。
「何もかも自分の思うとおりになるなどと考えないこと。辛抱、苦労があって当然と割り切ってやる。いずれその苦労は、生きがいとなる。」
「何もかも自分の思うとおりにはできない。まあ半分できたらいいほうで、半分は辛抱しないといけない。何もかも満足してやれるということはあり得ないわけや。」
あの松下幸之助さんですら思うとおりにできない。半分出来たらいいほうと言っているのです。自分がそれ以上を望むことはおこがましいというものです。
「そういうことをピシッと割り切ってやるくらいの腹がないとあかんのや。苦労といえば苦労やけれども、その苦労が苦労にならないように、苦労が生きがいと感じられるようにならんとあかんな。」
ピシッと割り切る腹か・・・。
心がけます。
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「勝とうという執念の強い者が最後に勝つ。90パーセントまでそうやな」リーダーになる人に知っておいてほしいこと 松下幸之助
今まで生きてきて、漠然と思ってきたことや、なるほどといったことが、松下幸之助さんの言葉で書かれています。
本当にいい本です。
この言葉は、「勝つことに対する執念」というところに書かれていることです。
「商売は勝ち負けである」
「まず勝つことに対する執念がなくてはならない。」
「ぼくの体験からいくと、勝とうという執念の強い者が最後に勝つ。90パーセントまでそうやな。」
私も学生時代に部活をしていましたが、最近子供の部活を見に行ったときに、強いチームと弱いチ
ームの違いがよく見えました。
やっぱり、強いチームは勝ってやるという気迫があります。
そういえば、大人になってから組織対抗のスポーツ大会で、スポーツで優秀な成績を持っている人と同じチームになって、一緒にプレーしたことが忘れられない思い出です。その人はそのスポーツ大会のスポーツは得意ではなかったのですが。
結果、なんと優勝したのですが、その人と同じチームで一生懸命戦っていて、勝つということはこういうことなのかと思い知りました。というか、これをもっと若いときに経験したかったと素直に思ったものです。
各チームにそんなに実力差はなかったと思います。そんなとき、勝ち負けは、最終的にプレーの上手・下手というわけではありませんでした。
点数を取ること、勝つことに対して貪欲で、とても元気があり、声がでていること。そしてチームのみんなもつられて明るくなる。
そんな雰囲気で、みんな勝ちたいと思って一生懸命プレーした。その結果です。
なんか「メンタル」「ポジティブ」とか松岡修造さんみたいな感じになってきますね。
仕事にも同じことが言えるのではないかと思ったわけです。
読書もいいけど、スポーツはどんなスポーツであれいいですね。
そういえば、子供がハイキュー(ジャンプ連載の漫画)にはまっています。私も読みましたが、これがいい!。おすすめです。
「この注文はどっちへ行くかわからないという場合、注文をたくさん取られたら負け。熱心にやったら注文を取れるわけや。だから、やっぱり執念がなかったらあかんな。勝つことに対する執念をもたないといけない。
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「個々に悩みがあるのは結構なことや。それは、うまくいっている証拠や」リーダになる人に知っておいてほしいこと 松下幸之助
「悩みというものがある人には、生きがいがある。悩む生きがいがあるわけや。何もかも都合よくいって、いいことずくめであったら、生きがいがなくなってしまう。だから、自分で生きがいをつくらないといけないわけやな。個々に悩みがあるのは結構なことや。それは、うまくいっている証拠や。」
心配するために生きている というところに書かれている言葉です。
この本、そして松下幸之助さんの言葉は本当にいいです。
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「素直な心になりましょう。素直な心はあなたを強く正しく聡明にします」リーダになる人に知っておいてほしいこと 松下幸之助
「素直な心になりましょう。素直な心はあなたを強く正しく聡明にします」
「素直な心になるのは、なかなかむずかしいねん。すぐになられへん。素直な心になることは非常に大事やけれども、そう簡単になれん。」
松下幸之助さんは、朝起きたら「きょう一日素直な心で無事にいかせてください」と心に念じるということを30年以上続けていたそうです。私も少しでも近づきたい。
「自分に都合のいいように見んと、自分に都合がようても悪うても、実相をつかまないといかんわけやな。そういうことを心掛けていったら、いつとはなしに素直な心で判断ができるようになる。」
「自分の主観だけで見る場合は往々にしてまちがうな。素直な心で見るというようにならないといかん。」
この本は本当にいいです。枕元に置いて毎日読みたい本です。
日めくりカレンダーにしたいぐらいです。
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「これを君、百ぺん毎日唱えや。それで、一息たったらわかる」リーダーになる人に知っておいてほしいこと 松下幸之助
これを君、百ぺん毎日唱えや。それで、一息たったらわかる
PHP研究所出版の「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」という本です。
「成功の要諦」というところで述べられていることです。
「・・・普段から思い願い、それを実践し続けることで、ある日突然のように気づきがあり、また運を引き寄せるとうことを感得していたからでしょう。」
最近子供が受験勉強で苦労している状況を見るからか、このフレーズが心にとまりました。
youtubeで東進ハイスクールの講師が受験生に語る映像を見つけました。高校受験の子供にも見せました。どう感じたのかはわかりませんが。
流れ星が消えるまでに3回願い事が言えたら、願い事がかなうと、よく言われています。
そんなこと、普通出来ないですよね。あんな短時間に。
でも、言えるということは、それだけ強く願っている、実現したい考えていることの現れなんでしょうね。
昔、若いときに、バイクの雑誌に書かれていたことで今でも強く心に残っていることがあります。
バイクでカーブを曲がるときはライダーの視線が大事だと、つまり、自分の進みたい方向に視線を向ければ、そこに向かってバイクは進む。
昔のアメリカのスチュワーデス?の映画のキャッチコピーが頭に残っています。
「なりたい自分になれる」
この年になってやっと気づいたのですが、人間できると思った人の勝ちだ、と。
若いときに気づきたかったことですね。
自分の話す言葉に注意しなさい。「ユダヤ人大富豪の教え 本田健著」
10年前ぐらいに購入していたと思うのですが、訳あって本棚にあったこの本をまた読み直しています。
昔気づかなかったことや、心がひかれる個所などが、昔と今で違うのは興味深いことです。
最近、家庭での子供への言動や、仕事での周囲とのやりとりで気になっていたことが書いてあったので強く目にとまったのだと思います。
この本は、成功者の老人と若い筆者のやりとりの中で、成功するとはどういうことか、どのようにしていくべきかが書かれています。
成功者と普通の人では、話す内容や会話のノリが違う。
「自分の話す言葉に注意しなさい。ふだん君が話していることは、君の未来をつくる。君が人の悪口、否定的なこと、ゴシップ話をすれば、君の将来はそういったネガティブなもので満たされる。君が、希望、ビジョン、豊かさの話をすれば、君の人生は喜びと豊かさに満たされることになるだろう。」
明日から気を付けます。
あまりに早く結論を出したことを疑っているんです ~ 多くの事実の中から本質的と思われるものを選び出して正しく組み合わせる 「海軍条約文書 シャーロックホームズの回想 コナンドイル著」
私の大好きなシャーロックホームズからです。
海軍条約文書という短編の中で、打ちひしがれている若い外交官の依頼人を看護する恋人からの問いへの返答、そして後述しますがなぞ解きをしているときのセリフです。
かっこいいですよね。
「誰を疑っていらっしゃるのですか?」
「私自身を疑っています」
「なんですって?」
「あまりに早く結論を出したことを疑っているんです」
こんなの一度でもいいから使ってみたいですよね。よっぽど自信がないと無理ですが。
この短編は、ホームズが007のジェームズボンドのような活躍をするお話です。
盗まれたイギリスの条約文書をとりもどす話です。
とても面白いので、読んでない人は是非に読んでほしいものです。
「今度の事件で、一番困ったのは」ホームズは講義するような口調で言った。
「あまりに証拠が多すぎたことです。大切な証拠が無関係な事実の陰に隠れてしまったのです。提示された多くの事実の中から、本質的と思われるものを選び出して正しく組み合わせ、この驚くべき事件のつながりを再構成しなければなりませんでした。」
現実にもこういったことは多くありますね。
このブログを書くために、久しぶりに中学生・高校生時代に大好きだったシャーロックホームズを読み直しました。
あらためて読むと、今の仕事や生活に生きることがあってうれしい気持ちになります。
本っていいですね。